チャレンジとは
「自分の限界を広げること」
PROFILE
D・Fさん
インフラ事業部 主任
接客業からIT業界へ転職し5年目。 未経験からIT業界で自分が成長していけるか不安だったが、多くの方の支えがあり、今も成長中。
現在は設計やプロジェクトリーダーなどの業務を行う。
趣味は最近ゴルフをはじめ、土曜日の朝は打ちっぱなしに行きます。
インフラ事業部の主任を任されています。LOWCALに入社してからはもう5年になりますね。
毎月、全事業部の主任で集まって打ち合わせをしたり、勉強会を開催するなどして、随時それぞれが担当しているメンバーのケアなどをおこなっています。
出向先では、基盤システムの設計や、構築、試験などを担当しています。
もともと私は接客業をしていたので、正直に話すとIT業界の「インフラ」と聞いてもイメージが沸かなかったんですよね……。
ネットで「インフラ」を調べてみたら、水道や電気のことだと書いてある。それをIT業界に置き換えたら何になるのか、調べただけではさっぱりでした。
それからしばらくインフラの業務をおこなっていく中で、やっとIT業界の中でのインフラとはITの土台を作ることなんだと、自分なりに理解しました。
未経験の方からすると、「インフラ」と聞くだけでは業務内容を想像することは難しいと思います。
ITのインフラエンジニアは、IT業界が続く限りなくなることがなく、「手に職を!」という方に向いている職種だと思います。
これからやりたいなと思うのは、クラウド領域です。
今後は、「オンプレミス」という物理的にサーバを用意する環境ではなく、
インターネット上で提供される環境を利用してシステムを構築していくことが主流になってきています。
物理的に作っているサーバーやネットワークを仮想化する仮想化技術はすでに触れているので、
その技術を応用して、クラウド上にシステムを構築していくことに挑戦したいです。
ほかには自己学習も入社当時から続けています。それからいまはベンダーの資格の勉強もしていますよ。
仮想化や、クラウド技術の勉強は、他社が開催しているイベントに参加したり、ベンダーが公開している資料の読み込みや、ベンダー資格の勉強もしています。
インフラエンジニアとしてのスキルアップは勉強するだけではなく、きちんと現場で使っているリアルな技術に触れて学ぶことが大切だと実感しています。
インフラエンジニア的な視点で言えば、いろんな製品がどんどんバージョンアップしていくので、それについていくために最新技術の勉強が必要になります。製品がバージョンアップしても、基礎の部分は大きく変わらないこともあるので、製品の基礎的な知識を知ることも大切です。
実は、現場でやっていることは応用がほとんどです。でも応用をするためには、基礎がないと応用はできませんよね。
インフラの業務で使っているOSはLinuxが多く、Linuxは無償で公開されているものがたくさんあるので、自宅環境にもLinuxを入れて色々と動かしてみるのもいいと思います。実際に使ってみないとわからないことも多いですしね。
仕事で大切にしていることは「現場で覚える」ですね。現場では自己学習だけではわからないトラブルなども発生します。そういう経験がどんどんスキルを磨いてくれるのです。
やる気がある人はどんどん難しい現場に参加して欲しいですね。
いま、LOWCALにはマネジメントできる人が少ないですよね。チームで仕事を回していくことを考えると、マネジメントできる人をもっと増やしていかなければと思っています。
私自身もマネジメントのスキルを磨いて、エンジニアかつマネージャーというプレイングマネージャーを目指してチャレンジしています。
現場でプロジェクトリーダーとしての、上位の管理者の動き方などを学んだり、ITのプロジェクトマネージャの資格も勉強中です。
エンジニアとして今後、手に職つけていきたいという思いのある人がいいですね。未経験でもかまいません。運用業務なら手順書にそって、時間通りに動く。それは未経験でもできますしね。
「今後は設計やってみたいけど、まだスキルがない」という人はそれでもいいんです。会社としてチームでフォローできますから。
あとは「会話出来る人」がいいですね。IT業界の人は会話できない人が多くて……仕事に関係ないことでも、うまく会話のキャッチボールできない人が多い印象です。
けれどインフラエンジニアにとって、会話して意思疎通が出来るというのはすごく大切です。
先方が求めているものを自分勝手に解釈して確認せずに進めてしまうと、間違ったものが出来てしまいます。
そういうトラブルにならないためにも「会話出来る」ことが大切です。