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【Googleアナリティクス】現役Webディレクターのサイト解析、運用術

2020/01/29

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株式会社LOWCALのWEBサイトは2019年の10月にリニューアルしました。
しかし、リニューアルしただけでは、リニューアル自体が意味を見出すことができません。ユーザーも大きく変わることはありませんよね。
WEBサイトを運営していくうえでは、リニューアル後の運用改善、サイト解析、PDCAサイクルを回すことが一番重要です。

 

そこで現在、当社ではリニューアル後からサイト解析、Googleアナリティクス解析などおこなってPDCAサイクルをまわしています。今ある問題や過去の振り返りからの課題など、PDCAをまわしているWEBマーケチームで共有している内容をまとめてみました。
同じサイト運用者や新人WEBディレクターの方、サイト運営の方のお役にたてたら幸いです。

 

この記事を書いてる人

プロフィール

〜Kさんプロフィール〜
2019年5月WEBディレクター職としてLOWCALへ入社。
現在はWEBディレクター、マーケターとして受託案件や社内WEB周りの業務を担当。
これまでの経験:ディレクター&プランナー歴10年、WEBマーケティング、SNS、広告運用歴5年
趣味:ゲーム、アニメ、映画、音楽などエンタメ全般のミーハーオタク

 

■1、根本的なサイトの問題点・課題の整理・再確認

ミーティングイメージ画像

 

まず、サイトリニューアル前に作った要件定義書で、サイトの課題として大きな点を4つあげます。

①Googleの無料解析ツールをフル活用出来ていない
②サイトの運用組織体制・PDCAスキームが確立してない
③SEO、ユーザーの行動ストーリー等を考慮、常に意識していない
④サイトの認知度、集客力が低い

どのWEBサイトでも多い課題かもしれません。

今回はまずすぐに対応、見直した所、
①Googleの無料解析ツールをフル活用していない
に絞って書いていきます。

 

■2、そもそものGoogleアナリティクスを使う目的とは?

サイト解析イメージ

 

WEBサイト運用経験がある方は心当たりがあると思いますが、よくあるパターンとして、単純にPV数、お問い合わせ数だけ見て報告レポート出して終わり。
というのが結構多いのが現状ではないでしょうか。
(私の経験上、某有名大企業でもこれらは結構よくある事です。WEBに疎い業界は尚更です。今の時代はWEBを駆使できる企業が上がっていくことが多いので、それでは絶対ダメです。全体的なITリテラシーの勉強、向上も課題、改善施策として挙がりますね。。)

ここがサイト運用等するにあたりのスタート地点から大きな間違いです。そもそもサイト解析の本来の目的とは、

解析した結果から次にやるべきこと、改善するべきことを課題化、解決していく

ために使うツールです。
正直、PV数だけのレポートを報告するだけなら、最近はSNSでも解析とか標準機能としてありますし、今どきの小学生でも出来ますよね。

 

■3、Googleアナリティクスを設置した前後に必ず準備すること

point

Googleアナリティクスで発行したサイトのプロパティのトラッキングコードをサイトの全ページに仕込んで数値解析できる状態にするだけで、作業は終わりではありません。以下のようにサイト解析経験者から見たら当たり前のことではありますが、細かいところで必ず準備するべき事が結構あります。
皆様の方でも再確認してみてください。

 

 

1.自社・関係者・スパムのアクセスを除外(IP除外設定)しよう

2.サイトの目標設定をしよう(ゴール設定は?ターゲットは?ペルソナ分析の再確認)

3.サーチコンソールに登録、Googleアナリティクスと連携設定しよう

4.関係者全員に閲覧権限を付与しよう

5.ユーザーデータとイベントデータの保持期間を無期限に設定しよう

6.オーディエンスの拡張設定(性別・年齢)をONにしよう

7.サーチコンソールでサイトマップを登録しよう

8.Googleタグマネージャーの登録 ※外部ツールなど複数タグを仕込む場合

9.上に報告する用、社内が欲しがっている本当の項目は何か?ベストなレポート形式は?

 

上記をクリアし、やっと解析のスタート地点に立てると思います。
ここで、Googleアナリティクス以外にもサーチコンソール、Googleタグマネージャーといったまったく別のGoogleが提供しているツールが出てきたりします。
これらツールもサイト運用するに当たってかなり重要なものになります。
使い方、メリットなどはまた別のタイミングでお話しします。

 

このような無料ツールをフル活用すれば、サイトの最低限の課題を知ることができますし、第三者視点から見ると思わぬ発見をすることもあります。

 

Googleアナリティクスは慣れれば非常に便利なツールなのですが、やはりWEBリテラシーが低いと、心理的なハードルがかなり高いと思います。
よって、運用メンバー全員がツールを使いこなせるようにする、毎日ツールチェックをする習慣をつけさせる、意欲、モチベーションアップさせることが最初の第一関門かと思います。

ここを乗り切れば結構、意識を含めて変わってくると思います!

 

社内のWEBリテラシーを上げることはWEBディレクターだけでは行えませんし、プロジェクトリーダー、マネージャーの仕事かと思われます。しかし、社内の意欲を上げる地道な作業もWEBマーケティングを成功させるためには、かなり重要な事なので、可能な限りサポートをしていきましょう。

 

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